1.はじめに

 見回して見ると、私たちは、パソコン、モニタ、机、筆記具、壁、LEDライト。アスファルト道路、縁石のコンクリート、護岸堤防、港、船、ダム、自動車、航空機。国、社会、民族、会社、法律、本、文字等ありとあらゆる人工物に囲まれている。誰がどのように発明したのであろうか。考えてみると楽しくなる。

 じつは、現生人類の創造力こそが人類発展史を作り出してきた。特に産業革命以降は、経済活動の中で行われた革新的大発明が、広範囲で連続する数多くの発明を引き起こし、生活、社会、政治体制、科学、文化など人間に係わりある全ての分野で大変革を引き起こしている。また、一万二千年前の「農業革命」の過程で、三千年ほど前に発明されたお金が、世界全体に広がり、人間社会・生活の隅々に浸透して、経済活動を活性化し、それを通じて社会全般の変革を引き起こしてきた。また同時に数々の犯罪を引き起こし続けている。

 人類発展史は王侯貴族や武将が作って来たものでも無ければ、ましてや労働者の階級闘争で造られるものでも無い。そんな輩が歴史の流れに逆らって権力を奪ったとしても、歴史的必然で必ず失敗する。

 現在は、科学革命の最中である。これは歴史上空前の規模を持つ情報・通信・運輸・人工知能・新エネルギー・宇宙をはじめとする総合的な科学革命であり、様々な分野で続発する発明が続いている。またその中で、生活、社会、政治体制は激変期を迎えている。科学技術、文化も急速に変化している。この時代にしっかりとした羅針盤を確立する事は大変重要である。この文献では、今までの人類発展史の中から学ぶべきものを抽出する。

Report 1 人類と創造力そして未来


目次(ClickJump)
1  はじめに
2  現生人類を特徴つける認知革命
3  認知革命はいかにして起きたか
4  農業革命とお金の発明
5  お金は世界に広がっていった
6  お金が経済を発展させてきた
7  激しい商品開発競争
8  全産業で商品開発競争激化
9  革新的大発明が社会を大変革
10  商品で会社、個人が評価
11  国は経済的合理性で評価
12  社会構造は商品開発力で評価
13  韓国社会(おまけ)
14  お金儲けは時に暴走する
15  経済的合理性と人道の矛盾
16  政治・法律は利権の塊
17  民主的統制で暴走を抑える
18  科学的な政治が必要
19  商品開発の様々なあり方
20  未来が始まっている
21  次の20年の激変
22  輝かしい未来へ
 
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◆ ホームページ発行人 林 信之
    岐阜県多治見市在住
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◆ 版権者   林 信之